八ヶ岳・赤岳(美濃戸より)

2018年 6月 8日(金)、晴れ

 「対向車絶対に来るなよっ!」

って祈りながら、八ヶ岳の登山口・美濃戸に向け狭いダート路の林道を運転していました。

 「聞きしに勝る悪路!」

車の下をこすりながら、タイヤがバーストしないようゆっくりと運転して、何とか登山口の駐車場へとたどり着きました。

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今日の登山は自分にとって記念すべき百名山10座目!
でも、久々にキツイ登山となりそうです。

まずは登山口より行者小屋目指して、南沢の樹林帯へと入って行きます。

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道迷いに注意しながら緩やかな樹林帯を登って行くと、約1時間45分程で行者小屋に到着。

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ここまでは、ウォーミングアップみたいなもの!
ここで、かぶっていた帽子をヘルメットに換えて、文三郎尾根にとり付きます。

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左手に横岳及び赤岳、右手に阿弥陀岳を見ながら急登の始まりです。

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どこまでも続く階段。
も~うんざりでした。

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遙か彼方の稜線上に分岐の看板が見えました。
目標が視界に入るとうれしいものです。

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ようやく赤岳から阿弥陀岳へと続く稜線上の分岐に出ました。

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阿弥陀岳へと続く稜線。

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いよいよここからが本日の核心部。
赤岳の岩場にとり付きます。

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スタンス及びホールドは豊富にあるので、慎重に登って行けば問題ありません。

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岩にしがみついていると、ふと目の前の岩場に咲いている花が目に入りました。
普段花にはまったく興味がない私ですが、体力的に厳しい中、心が和みます。

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 「よっこらしょ!」

って感じでとっても狭い八ヶ岳最高峰・赤岳山頂、2899m。

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赤岳頂上山荘にてお昼にしました。
それにしても両側が切れ落ちている!

 「怖っ!」

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赤岳頂上山荘からの赤岳山頂。

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さて、下山です。
横岳への稜線上に赤岳展望荘が見えますが、とりあえずそこまで下ります。

 「これまた怖っ!」

落石が怖かったので、自分の前後に人がいないタイミングを見計らって下山開始しました。

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下りる途中で、富士山がハッキリと姿を現しました。

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何とか下りてきました。

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下りてきた赤岳の登山道を振り返ります。

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今度は地蔵尾根を下って、行者小屋に戻ります。

 「またまた怖っ!」

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赤岳様、また来ますね!

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北アルプスにも負けていない南八ヶ岳の岩場。
今回は落石が怖かったり、足を滑らせたら人生終わりって所が何か所もありました。

でも、自分にとって今回一番の核心部は、登山口の美濃戸までの林道だったように思います。
あの悪路だけは、もう二度と車を運転したくありません!・・・