瑞牆山(みずがき山自然公園より時計回りで周回)

2019年11月15日、晴れ

中央道・須玉ICから約35分。
夜明けとともに『みずがき山自然公園』に到着した。

広い駐車場に停まっているのは数台のみ。
登山届を出そうと思いましたが、ポストなどは見当たらず・・・。

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朝日が当たる甲斐駒ヶ岳仙丈ケ岳がとってもキレイ。

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そして、これから登る瑞牆山

私には、山から岩がニョキニョキって生えて出てきたように見えました。
初めて登るタイプの山です。

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自然公園内の登山口も不明だっため、事前にネットより『車道でOK』と情報を得ていたとおり、まずは林道の終点を目指して車道をスタート。

林道の終点にも駐車スペースはあるようでしたが、私は周回コースだったため、どこに車を停めても歩く距離は変わりません。
そのため自然公園からのスタートです。

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林道を歩いていると1台の車が私を追い越し、しばらくすると戻ってきました。
その時は別に気にも留めずにおりましたが、その先崖崩れで土砂が道を覆っていました。
さっきの車は通れずに引き返して自然公園まで戻ったのでしょう。

たぶん、先月の台風・大雨の影響なのだと思います。

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林道は車が通っていないため、落葉で覆われています。

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自然公園から約30分ほど歩き、林道終点の登山口到着。
ここから登山道となり、まずは『不動滝』を目指します。

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登山道は巨岩を縫うように登ります。
このデカイ岩にはロープが垂れ下がり、ハーケンが打ち込まれておりました。

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木製の橋をいくつも渡ります。

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台風・大雨の影響で沢は荒れており、橋もいくつか流されているので、自力で渡渉します。
かなり微妙な所もあり、雨上がりなど水量が増したら完全にアウトだと思います。

常念岳で沢に落ちた『一ノ沢の悲劇』が頭をかすめました。

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不動滝到着。

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想像してたより本格的な滝でした。

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不動滝までは緩やかな登りでしたが、この辺りからはそれなりの急登となります。

でも、『これっ、渡るのかっ!』って正直焦りました。
ただの倒木だったようです。

ここの登山道、看板やピンクリボンは整備されてましたが、不明瞭な場所が多々あります。
私は何度か道に迷いました。

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次々と巨岩が登場します。
『大冠岩』だったかな?

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こんな岩も・・・

『クーラー岩』。
『冷風が出ます』って、暑い時期ならまだしも、辺りの気温は氷点下なのに冷たさを感じるはずがありません。

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瑞牆山荘』からの登山道との合流。
本日、ここで初めて他の登山者と会いました。

自然公園より不動滝を経由するコースは少数派のようです。

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登り切った予感!

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瑞牆山頂上、2230m。

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頂上からの展望です。

富士山が雲海に浮かんでいます。

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富士山ズ~ム。

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塩見岳間ノ岳北岳

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仙丈ケ岳甲斐駒ヶ岳

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すぐ隣に八ヶ岳

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目の前に大ヤスリ岩。

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下山は瑞牆山荘コースを、富士見平小屋経由で自然公園まで戻ります。

途中『桃太郎岩』を見逃してしまい、富士見平小屋到着。
小屋でバッジ購入。

自然公園でも売ってましたが100円高いです。

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富士見平小屋より少し下ったところから林道歩きとなります。

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再び登山道となりました。

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登山道は落葉で埋め尽くされ、踏み後が隠れてしまっています。

気が付くと!

 『登山道じゃない!・・・』

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完全に登山道を外してしまったようでした。

道なき道を藪をかき分け、崖をコケながら下りると再び登山道に合流。
『熊と鉢合わせしないか?』、本気で心配しました。

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最後は車道に出て・・・。

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少し歩くと自然公園到着。

今朝見た瑞牆山とは、また別の山に感じました。

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これで今季の山行は終了。
今季は、雪の蓼科山から始まり、常念岳大朝日岳日光白根山剱岳、そして瑞牆山と全ての山で天候に恵まれました。

さて、来季はどこの山から登りましょうか?・・・。