サンデーサイレンス成功の理由

昨日インターネットを見ていたら、たまたまオークス特集というのがあって、どんな馬が出るのか
出走馬を見てみました。
見ても分かりませんが!・・・。(笑)

そしたら、出走馬の中に『父・アグネスタキオン』という馬が3頭も出ています。
アグネスタキオンって?・・・。

気になって調べてみると、『父・サンデーサイレンス、母・アグネスフローラ』、あのアグネスレディー
の孫にあたる馬で、『サンデーサイレンス × ナスルーラ系』の配合でした。

こうなると生産者はあまり悩む必要はなく、ノーザンダンサー系の牝馬との配合が自由となります。

生産地ではノーザンダンサー及びナスルーラの血が溢れています。
そこに登場したのがサンデーサイレンスだったのです。

サンデーサイレンスが売り出し始めた頃、調べてみるとヘイルトゥリーズン系でお父さんがヘイロー。
真っ先に思い浮かべたのが、皐月賞ハワイアンイメージでした。
どうもこの系統は『力馬』、ハイセイコータイプの印象しかありません。
あのブリガディアジェラードに勝った、ロベルトなどがいることはいますが!

その後サンデーサイレンスは、私の印象とは別なタイプの優秀な馬を次々と送り出し、日本の競馬
界に多大なる貢献をしてきました。
その子供達が活躍した以上に、ノーザンダンサー及びナスルーラの血で溢れている生産地に、別系
統の血を流し込んだ功績は大きいように思います。

ただサンデーサイレンスは、優秀な種牡馬であることに違いはありませんが、生産地のそういった
事情により、優秀な繁殖牝馬との配合の機会が多くなったことが、大成功の一番大きな理由のように
私は思います。