甲斐駒ヶ岳(黒戸尾根に挑む)②

2018年 7月13~14日、ほぼ晴れ

朝寝坊して5時に目が覚めた。
周りの山々が雲海に浮かんでいる。

富士山と鳳凰山

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こちらは八ヶ岳

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朝起きた時の状況次第で頂上に登るかどうか決めようと思っておりましたが、すこぶる元気です。
テントはそのままに、最低限の荷物だけリュックに詰め、頂上に向けて登り始めました。

少し登ると遠くに北アルプスが見えました。

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森林限界となり、周りの展望は良いのですが、依然として頂上が見えません。

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テン場から約45分ほどで、八合目御来迎場到着。

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一気に展望が開けました。

ホントはこちらに登る予定でした。
北岳」(左)と「間ノ岳」(右)です。

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有名な大岩に刺さる二本の剣が見えます。

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八合目からは岩稜帯の登りでクサリ場の連続です。

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初めて頂上が視界に入りました。

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山頂直下の「甲斐駒ヶ岳神社」。

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やけに人が多く賑やかになったと思ったら、北沢峠からの登山道との合流でした。
今回はここで初めて山ガールを見たような気がします。

やっぱ「黒戸尾根」を登ってくるのは、もの好きしか居ませんね。

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そして、すぐに「甲斐駒ヶ岳」頂上、2967m

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頂上からの展望です。
すぐ隣に3000m峰、「仙丈ヶ岳」。

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日本第二位の高峰「北岳」と、第三位の高峰「間ノ岳」。

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鳳凰山」と「富士山」がいつの間にか重なっていました。

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乗鞍岳

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蓼科山」から「赤岳」まで連なる「八ヶ岳連峰」

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さ~てと、これから下山。
途中でテントは撤収しますが、一気に標高差2200mを下山します。
最後は体力を使い果たし、精神力で下りました。

ちなみに今回二日間で消費した飲料は3.5リットル。

 『恐るべし黒戸尾根!』


私はクラシカルなルートで山を登るというこだわりがあります。
剱岳も将来「早月尾根」で登ろうと思っておりました。

よく登山者の間で日本アルプスを代表する難ルート「早月尾根」と「黒戸尾根」、どちらの方ががキツいルートかと話題になります。
もしも両者が同程度厳しいとすると、剱岳のアプローチは考え直そうと思います。

もう一度『黒戸尾根を登れ!』と言われたら・・・、私は逃げます!