白馬岳(栂池より)①

昨年秋、『天空への道 白馬縦走』というBSの番組を見て、白馬岳の稜線を歩いてみたいと思っておりました。
っという訳で、久し振りの北アルプス、初めての後立山連峰です。

予定通り夜中の3時に家を出て、長野県の栂池高原に朝8時に到着。
ゴンドラとロープウェイを乗り継いで、登山口のある栂池自然園まで高度差約1000mを楽して稼ぎます。

麓は良い天気だったのですが、ゴンドラに乗り山を見上げると!

 「ガスってる!・・・」

イメージ 1

 「突入!」

イメージ 2

ゴンドラを降りロープウェイに向かって歩いて行くと、ここでハプニング!
皆さんロープウェイには乗らずバスに乗り込んで行きます。

私は意味が分からず、近くにいたスタッフに「バスでどこに連れて行かれちゃうんですか?」と聞くと・・・

 「ロープウェイが昨日の大雨の影響で動けないため、自然園までバスで振替運行中です!」

 「おいおい、そんなの何にも聞いてね~ぞっ!」

っていう訳で、バスで登山口の栂池自然園到着。

イメージ 3

今日はテント泊。
登山届をポストに入れ、テン場がある白馬大池山荘を目指し登山開始です。

イメージ 4

登って行くと木々は色付き始めておりました。
北アルプスはすでに秋本番を迎えております。

イメージ 5

約1時間ほどで天狗原に到着。
ここまでたいした登りでもなかったのですが、しょっぱなから疲れてしまいました。

イメージ 6

原因は荷物!
たぶん15kg位はあったと思います。
これでもかなり軽量化したつもりだったのですが!・・・

イメージ 7

天狗原を過ぎると巨岩のガレ場地帯が現れました。

イメージ 8

このガレ場ホント勘弁してほしいです。
なにせ荷物が重いので、楽に登れる石を探しながら慎重に石と石をまたいで登って行きました。

その楽をしようという根性がいけなかったのでしょうか?
なっなんと!、ルートを外してしまいました。

周りを見てもガスっているので、地形が良くわかりません。
大きく外してないという自信はあったので、動かずに人を探していたら、ガスの中に薄っすらと一人の下山者を発見!
おかげ様で無事にルートに戻ることができました。

苦労して巨岩のガレ場地帯を登り切ると、辺りの形式は一変。
ハイマツ帯の平原が現れました。

イメージ 9

そのハイマツ帯の中を歩いて行くと大きなケルンが立っており、そこが乗鞍岳山頂。
知ってはおりましたが、『これが山頂って言えるのか!?』ってな位の平な場所です。

イメージ 10

乗鞍岳の山頂近くでお昼休憩後少し歩くとガスの中から池が、そして山小屋が現れました。

イメージ 11

イメージ 12

白馬大池到着です。

イメージ 13

イメージ 14

山小屋で受付し、さっそくテントを張りました。

イメージ 15

イメージ 16

午後になるとガスも晴れ、青空に!
明日の天気が期待できそうです。

イメージ 17

イメージ 18


白馬岳(栂池より)②へ続く・・・