短い最後の夏が終わりました。

延長11回裏、最後のアウトが告げられた。
挨拶のため整列すると、泣き崩れて立っていられなそうな選手が数名おりました。

第96回全国高校野球選手権大会、県大会の一回戦。
うちの次男も含め13名の3年生に引退の二文字がつきつけられた瞬間でした。


 K校 022 010 000 01 = 6
 H校 020 200 100 00 = 5


うちの次男は一時ブルペンで肩は作りましたが出番なし。
開会式の前日から体調が芳しくなく、開会式ではスタンドからビデオカメラの望遠をMAXにして見ていたら、入場行進後立っていられなくなりしゃがみ込んだりもしておりました。

病気の再発の周期を計算するとギリギリで、試合後の翌々日、次男は三度入院となりました。

私の気持ちとしては、一回戦で負けたことで、次男にユニフォーム着てグラウンドで引退させられたことに安堵しております。
もし勝っていたら、引退は病院の中でした。
もちろん一回戦で負けたことは残念ですが、正直安堵の気持ちの方が勝っています。


先日、次男は朝○新聞に、「難病のエース 支え支えられ」というタイトルで大きく報道されました。(ネット上の朝○新聞デジタルにも同じ記事が掲載済み)
同日の別試合でノーヒットノーランを記録した投手より、大きくスペースを割いていただき恐縮してしまいます。


次男にとって今大会は無念であったとは思いますが、一選手としてこれだけ注目してもらえたことは幸せだったのではないでしょうか!?・・・