小学生の甲子園①

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6月21日、早朝5時30分、絶望的と思われた天気でしたが、雨は奇跡的に上がっています。
皆でバスに乗り込み出発しました。

目指すは小学生の甲子園、高円宮賜杯第28回全日本学童軟式野球大会・茨城県大会が開催される、
水戸市民球場です。

地区予選を勝ち上がってから約1ヶ月半が経過し、次男は野球づけの日々を送りながら、この日をとても
楽しみにしていました。
しかし運悪く、3日前から熱を出し、体調が悪いままこの日を迎えてしまったのです。
朝起きたときから顔色が悪く、朝食は何も食べずに試合会場へ。

華やかな開会式が終わり、試合前のシートノックが始まると、次男はベンチ前で投球練習を始めました。
監督さんに、体調が悪いことは伝えてあったので、投げさせるのかどうか分かりませんでしたが、今日も
先発のマウンドに上がります。

初戦の相手は県大会の常連チーム、3年前に関東大会にも出たことのある強豪チームでした。
誰も口には出しませんでしたが、皆1回戦敗退を予想していたのではないでしょうか?

そして、プレイボール!

初回2アウト後、ランナーを2塁に置き、相手チームの4番打者を迎えました。
そしてそのバッター、内角に入ってきたボールを、強引に引っ張ったのです。

レフトへの大飛球!

左翼手が、ボールを追いかけながら懸命にバック!
2塁ランナーは、3塁を蹴って一気にホームへ!

追いつくのか?
それとも抜かれてしまうのか?・・・。

「抜かれたっー!」

左翼手が、相手チームの4番打者に打たれた大飛球を取れずに、頭上を抜かれてしまったのです。
さすがは4番打者、タイムリー2ベースとなり、1点を先制されてしまいました。
しかし、この回の得点は後続を抑え1点止まり。

そして、初回の攻撃。
1アウト1塁で、3番打者の次男に今日最初の打席が回ってきました。
ところが、空振りの三振。
その後、4番打者も三振でチェンジ。

「おいおい、3,4番が連続三振でどうするんだっ!」

1回を終了して、0対1。


この続きは、次回のアップをお楽しみに!。